初めての 6x7

08
どれくらい前だろうか。PENTAX 67 の 105mm/2.4 というレンズに興味を持ったのは。ブログや flickr などのサイトで気に入った写真がそのレンズで撮られていることが多いことに気付いた。それ以降、ずっとこのレンズを使ってみたいと思っていた。その思いが強くなる時と弱くなる時との波を何回か経験し、最近また強く思うようになった。そのことを写真仲間と話すと、じゃあお貸ししましょう!と言ってくださる方がいて、一も二もなくお願いした。

お借りしたのは PENTAX 67II と smc PENTAX 67 105/2.4 の組み合わせ。事前調査で総重量が 2kg くらいになることがわかっていたから覚悟していたのだけど、手にすると意外と重くは感じない。空シャッターを切ってみても、予想していたよりミラーショックも大きくない。Mamiya M645 とそんなに変わらない印象。もっとも 645 はずいぶん前に手放したから、記憶との比較だから当てにならないけど。

ファインダを覗くと・・・これがなんだかとても落ち着く。変な言い方かもしれないけど「和風」な感じがした。これは今まで使ったどんなフォーマットにも感じなかったことだ。撮影枚数が 10 というのも「和」な感じがする。35 mm は 12/24/36 枚、120 は 6x6 で 12 枚と、ダース(dozen)の倍数になっていのに対して、6x7 は日本人になじみの深い 10 進数だからかなぁと考えてみたり。

早速 1 本撮り終えた結果、納得がいくものは 10 コマ中 2 コマのみ。喜び勇んで最初の数枚は絞りを間違えてるし、せっかく開放で写しているのに壁の前で撮ってみたりと、いろいろ失敗が多かったからしかたない。それとピント外れも多かった。今回はほとんど開放で撮っていたから、中判 F2.4 のピントの薄さの洗礼を受けたわけだ。それでも自分が思い描いたような写真が 2 枚は撮れたので上出来だろう。借りている間、使い倒そうと思う。

09

余談

1 本現像を終えて、撮影枚数 10 というのが心理上は落ち着くのだが、ネガシート上ではまったく落ち着かないことが判明。10 を割り切れるのは 2 か 5 しかない。けど 2 コマ x 5 列、5 コマ x 2 列というのはありえない!(笑)
6x7 使いにも聞いたりした結果、一番良さそうなのが 3-3-2-2。というか、これ以外ないかな。3-3-3-1 は最後の一枚がかわいそうで無理。
しかも 6x7 を収めるには今まで持っていたネガシートでは無理ということも判明。645 を撮っていた時の 4 列シート(645 では 4 コマ x 4 列、6x6 では 3 コマ x 4 列で使えるもの)があったのだけど、6x7 で 3 コマは 6x6 で 3 コマより当然長い。つまり持っている 4 列シートは使えない。6x7 対応の少し大きめの 4 列シートというのが別にあるのだ。慌てて買いに行ったとさ。